新宿西口<カツ政>

立川談笑の落語『イラサリマケー』は、ふらりと入った居酒屋の外国人店員のヘンな日本語をネタにした噺だが、ぼくが聴いたバージョン(フジテレビお台場寄席のPodcast)では、其処は新宿西口の<カツ政>という店で、「カツ」はカタカナで「政」は政治の政だという。
そこまで詳しく説明するからには実在の店だろうと思って調べたら、あった。


中生(520円)×2、レモンサワー(520円)、ウーロンハイ(500円)、刺身三点盛り(1,030円)、はぜの天ぷら(580円)、煮込み(520円)にお通し(310円)×2で、締めて4,810円。
 ※三点盛り(まぐろ、ひらまさ、やりいか)はオススメだけあってうまいし安い。はぜ天も良し。


『イラサリマケー』では、「○方見聞録」とか「○の雫」とかの創作料理の店は嫌いだからとここ<カツ政>に入ることになっているが、確かに純和風。飲物はちょっと高めだが、日本酒等も揃っていて、覚えていて損はない店だ。
なお、噺のヘンな外国人はあくまで創作。